触覚本、マンガ塙保己一は、左下のような美しいカラーのマンガに、登場人物の声や、状況説明が、大きな文字で書かれています。その上に、右下に黒い点と線で示すように、文章部分の点字と、マンガ描画の輪郭線を、透明な樹脂で、立体的に重ねています。朗読と点字文で助けられながら、描画を指でなぞり、見ることができます。人物や風景、建物の印象が、音声と触覚で入力されることで、より深く記憶に刻み込まれます。
下のボタンを押すと、マンガ塙保己一P6の朗読を、聞くことができます。
触覚本、マンガ塙保己一が新しく提案する方法を、説明します。このウェブに置いた、パワーポイント・ファイルを、ダウンロードし、A4サイズのタッチスクリーンが付いたパソコン上で、プレゼンテーションします。その上に、本のページを、パソコン上の画面と重なるように乗せ、指先で立体描画にタッチします。すると、タッチした部分を、コンピュータの音声で説明します。この機能を使うと、目や鼻、口が判るようになります。現在準備中の教材は、この方法で、生体や細胞の構造、世界の文化遺産、銀河系や宇宙の構造、スマホやパソコンの画面、プログラミングなどを説明します。
触覚本、マンガ塙保己一には、残念ながら、点字訳の際の、かなりの誤りが見落とされてしまいました。その大部分が、「塙保己一は」などの助詞「は」が、点字では「わ」と書かれる部分、「和学講談所」のように、長音の「う」を、「ー」に変える部分です。それ以外にも、拗音や濁音の誤りがありました。これらは、2020年末に、一部を再印刷し、残りは手で直し、全面的に修正しました。2020年一月以降の、ハラ本とスパイラル綴じ本は、点字も正しくなっています。
下のボタンを押すと、マンガ塙保己一P6の輪郭線の、頭の先から足まで、どのような説明が聞くけるか、体験して下さい。これらは、右上の輪郭線の周りの、細い赤線で囲まれた、細かな領域にふれると、聞こえる声です。
保己一の頭から下に向かって、並んでいます。
左下の写真:スパイラル綴じ 価格 1800円+消費税=1980円
  スパイラル綴じの、背の部分のプラスチック棒を抜くと、30穴が開いた、バラの本になります。
写真なし:30穴が開いた、バラの本 価格 1700円+消費税=1870円
  市販の30穴バインダーを購入し綴ると、保存しやすい形にできます。
購入を希望する方は、どの綴じ方を、何冊購入するか、購入希望のメールで知らせて下さい。